ほぼ毎日コーヒーを飲んでいます。学生時分は砂糖を入れて飲んでましたが、卒業してからはいつの間にかブラックで飲むようになりました。飲んでいて体調が悪くなったり、良くなったといった実感はこれといってありませんがニュースでコーヒーにまつわる〈良い〉〈悪い〉といった話をよく目にします。ちょっと気になったので調べてみた。
コーヒーがカラダに良い理由
コーヒーで肝臓機能改善
毎日コーヒー、肝機能改善 ドリップのみ 大阪市立大が研究 :日本経済新聞 :
肝炎や肝硬変といったC型慢性肝疾患の患者で毎日1杯以上のドリップコーヒーを飲む人は肝臓の機能が改善する
こちらドリップのみでインスタントや缶コーヒーではダメのようです。
コーヒーが脳卒中の予防になる
がん、糖尿病に効果 「コーヒーで健康」のウソ・ホント :日本経済新聞 :
1 珈琲を飲んで運動すると痩せやすい ◯
2 健康効果が大きいのは浅煎りより深煎り △
3 脳卒中予防に珈琲が効く ◯
4 珈琲を飲むとシミを予防できる △
5 飲むタイミングは食後がベスト ×
同じく日本経済新聞に掲載されていた記事。健康に関するウワサについて1つずつ説明がされています。全体的に肯定的なネタがいくつか紹介されています
コーヒーを飲むと血流が良くなる
こちらはコーヒーで血流がよくなる、という話。健康と血流には密接な関係があると良く聞きます。カフェインの影響も多少あるようです
わずか1杯で効果あり コーヒーを飲むと血管の機能が高まると判明:琉球大学調査 - IRORIO(イロリオ)
カフェイン抜きのコーヒーを摂取した人に比べ、カフェイン入りのコーヒーを飲んだ被験者は、75分以上にわたり30%血流量が増加した
カフェイン入りのコーヒーを飲んだ人の方が、わずかに血圧が上昇し血管内壁の機能が向上
コーヒーを飲むと痛風予防になる
一日4杯のコーヒーが痛風予防に効果的 - GIGAZINE :
一日に4杯以上コーヒーを飲む女性はコーヒーをまったく飲まない女性と比べ、痛風罹患(りかん)率が57%も低いことが、9万人の女性の食習慣と健康状態を26年間追跡調査した、ボストン大学とハーバード・メディカルスクールによる大規模な調査により明らかに
女性を対象とした実験のようですが、男性でも言えるようです。日に4杯はなかなかの量ですが。
カラダに悪い
日に3杯以上のコーヒーで緑内障のリスク
【コーヒー好きに悲報】1日に3杯以上コーヒーを飲むと、失明する恐れがあるらしいゾ!!―米研究 - IRORIO(イロリオ) :
1日に3杯以上コーヒーを飲むと、視力の低下、さらには失明する恐れがある
1日に3杯以上コーヒーを飲む人は水晶体落屑症候群を引き起こすリスクが上がる
世界で最もコーヒーの摂取量が多いスカンジナビア人は、緑内障を引き起こす水晶体落屑症候群を患っている人の割合が非常に高い(約50%)
確かに原因 緑内障の原因|緑内障|目の病気・症状 チェック の1つに〈眼圧の上昇〉が上げられており、コーヒーが体に及ぼす影響の1つのよう。
あら意外!世界の国別コーヒーの消費量と国別コーヒー消費量
スカンジナビア人(主にスウェーデン、ノルウェー、デンマーク)が最もコーヒー摂取量が多いと知り、ちょっと調べてみた。
コーヒーの消費量は1アメリカ2ブラジル3ドイツ、といった順になっていますが
消費量は1ルクセンブルグ2フィンランド3ノルウェーとなっており世界と 日本のコーヒー豆事情|AGF 1位のルクセンブルグに関しては1年間に国民一人当たり2740杯。1日7杯の計算です。これは飲み過ぎやと思うね……
北欧にコーヒーが根付いているのはこんな理由のようです。
北欧のコーヒー消費量が多い理由
・同僚や友人、家族とコーヒーを飲むのがコミュニケーションのひとつとして根付いている
・寒い冬に家にいる時間が長い
・昔の禁酒法の名残でコーヒーを多く飲むようになった(いまだに酒税が高い)
・小さな国で税金が高い為業者が安く低質な豆より、良質の豆を輸入したほうが効率が良かった
北欧スタイル NO.13 - Google ブックス : より
飲む人が多くなると、コーヒーに拘る人が増え、コーヒー文化の発展にもつながっていったのでしょう。なかでも北欧で一歩進んでいる感じがするのがノルウェー。日本でもTVや雑誌でときどき耳にする「バリスタ世界大会」はノルウェー発祥のイベント。初代チャンピオンの他にもう1名の世界チャンピオンを輩出しています。
World Barista Championship
そんなこともありノルウェーを中心に北欧全体でコーヒーが愛されているのでしょう。
人によっては肝機能に影響することも
暇人\(^o^)/速報 : アジア人は珈琲飲みすぎにご用心 遺伝子影響で肝機能に負担 - ライブドアブログ
1日に2~3杯のコーヒーを飲む。健康診断で肝機能の数値が異常だと指摘
この女性の遺伝子は一般的な人と違っていたため、肝臓のカフェイン代謝能力が影響を受けた
一般的な人の15番目の染色体はTT型。この女性はCC型。この場合は肝臓の解毒機能が一般的な人よりも弱い。
カフェインや気管支拡張剤、風邪薬、頭痛薬などの薬に対する解毒機能が弱く、肝臓に負担をかけやすい。
遺伝子型がCCの西洋人は少ないのに対し、アジア人では比較的多い。
アジア人のこのCCの遺伝子型が多いらしいので、該当する場合はコーヒーは良くないっぽい。
コーヒーのメリット・デメリットを見て最適な飲み方
いろんなニュースを見てみましたが、全体的に良い話のほうが多かった印象。[これは絶対ダメ]といえば最後に挙げた遺伝子がコーヒーに合わない場合は辞めておくべき。というくらいでしょうか。日に7杯飲むと緑内障の危険ということも怖い話です。でもそんなに飲まないです。まとめると、毎日1〜2杯くらいドリップで飲むくらいがベスト。といったところでしょうか。何事も度がすぎるのは良くないということは確かなようです。