Hillebergヒルバーグのタープ20XP
海水浴利用のHillebergヒルバーグタープ購入まで
2014年の夏にそれまで海水浴で使用していた簡易サンシェードから
snow peakのペンタというタープへ買い替え、
その後持ち物が増えていきペンタタープの中には収まりきらなくなったので更に大きなタープへ買い替えた。2015年の夏から今シーズン(2016年)の夏にかけてはHillebergヒルバーグのタープ
が活躍してくれた。
Hillebergヒルバーグタープを選んだのは誰ともかぶらないのとシルエットがカッコいいから
snow peakペンタを使っているときは同じものを使っている人を1度も見かけなかったが、ペンタじゃないタイプのsnow peakタープはよく見かけた。そのため違うものを探していたときに見つけたのがHillebergのタープ。海水浴以外にも湖岸や河川敷で幼なじみとBBQをしたりするが、そういった時にもsnow peakタープやUNIFLAME、Colemanのタープは見かけるがHillebergのタープは一度も見たことが無かった。
キャンプ場なんかではよく見かけるメーカーみたいだが、ここ20年以上キャンプをしていないので全く覚えが無い。人と被らないから良いな、と思ったのと、このHilleberg、張った時のシルエットがかっこいい。snow peakのペンタも張ったときのシルエットが良かったが、それにも増してカッコいい。その2点が決め手。
Hillebergヒルバーグタープを海水浴15回、BBQ5回で使ってみて
昨年の夏前に買って、今日までに計20回使った。Hillebergヒルバーグタープには300x350cmの10XPと 450x450cmの20XPという2種類のサイズがあり2015年に10XPを使い始めて、あまりにも快適だったのと大勢で使う予定ができたので後から20XPも買った。計20回使用というのはちょうど半々くらいの使用。
300x350cmの10XP
450x450cmの20XP
snow peakペンタと比べて
設営時
初めて設営するときはsnow peakペンタと比べると手間取ったけど慣れれば1人でも設営でき、難しさは感じなかった。ペグダウンの数はsnow peakペンタと比べると多くなったけど、10XPと20XPは同じ数でいける(3本のガイロープを1本のペグで固定するため)ため、
本数でいうとペンタのときよりも2本打ち込む本数が増えたくらい。
居住性
大きさが異なるので居住性は飛躍的に増えた。特に170cmだったポールから240cmのポールを使うようになったので屋根の高さが全く変わった。昨年までは10XPでも20XPでも2本のポールでの設営だったが、今年は2本足して4本での設営を試した。それがまた快適。はじめから買っておけば良かった。
ペンタと比べて薄手な印象もある生地だけど、今年の38度を超える炎天下でもしっかりとした影がつくれる生地で遮光性はバッチリ。
収納時
畳んだときのサイズは10XPだと一回りペンタよりも大きいくらいで、20XPだとペンタ4つ分くらいかな。でも友人が持っていた同サイズの別メーカータープよりも収納時はコンパクトになっていた。
ペンタもこのHillebergもタープ自体にロープが付いていて、収納する際にはそれが絡まらいよう簡単にくくってまとめる。この作業が毎回ちょっと面倒だと思う。(他のタープはそういうことしないのかな、反対にタープからロープを外して収納するならそのほうが面倒か…)
海水浴場で他の人が使っているタープと比べて
昨年、今年海水浴場で見ているとほぼ100%何かしらの日除けのグッズをもってきている。簡易サンシェードも多いし、4人以上のグループだと殆どが4本足のタープ。
ほんと良く見た。砂浜でキャンプをしているグループはテント張って、タープを張ってる。タープだけ張っている人も数組見かけたがだいたい1割くらいかな。その中でもHillebergタープは1度も見なかった。昨年からの20回の使用の中で強風の日が4日あり、激しい通り雨があった日が2日あった。その中で最も風が強かった日の海水浴では周りのサンシェード、4本足タープは飛んで行くためにすべて畳まれ、私のHillebergタープだけが砂浜に設営されている状態になった。(タープは飛んでいかなかったけど、Aliteのチェアが飛んでいって追っかけた)。その日はColeman、snow peakのタープを使っていたグループもあったけど、その人たちも強風の数時間だけは一旦畳んでいた。ま、その人達の設営の強度の問題もあったんだろうけど。
その時に「強靭なタープ」と打ち出すメーカーの気持ちが分かった気がした。
でもこういう状況を見たときにこのタープを選んでて正解だったなと思った。激しい通り雨の時は20XPを2本のポールで設営していたけど、8人が濡れずに待機できた。もちろん漏れや染みてくるなんてことは無かった。
一見、紙のような感じでくしゃしゃにシワが寄っているけどこの生地の特性らしく強度には全く問題無い。
Hillebergヒルバーグって?
このタープのメーカー。実はテントメーカー。
オフィシャルサイトを見たらテントに関してこれでもか、ってくらい熱いメッセージが山盛り。どんな環境でも耐えられるテント、どんな状況でも1人でも設営できるテント、テントの快適性、ものづくりへのこだわり、素材について、デザインについて…
これらを読んでると、テントなんて使う機会も予定も無いのに思わず買ってしまいそうになる。くらい興味がもっていかれる。恐るべしHillebergヒルバーグ。
こんなメーカーなんでおそらくタープにも相当の技術と工夫がなされてるんだろうと思う。
人と同じものはいやだ!という人にオススメのタープ。特に海水浴場ではまだ同じのを使っている人を見たことがない。