EOS70Dズームレンズキット。追加でレンズ購入するまではこのレンズ1本で撮影していた。レンズフードとPLフィルターは別購入。
Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM APS-C対応
望遠撮影時は倍近くに伸びる
キャノン一眼レンズの数字、表示の意味。見方
レンズのこの表示。「13-135mm」の部分はだいだいのイメージはあったが、購入時、「EF-S」や「IS」「STM」の文字の意味が分からなかった。
1,4,5のオレンジの部分はキャノン独自の表示で2,3は他メーカーでもある表示。
(1)EF-S=APS-Cサイズ用
EF-S レンズとは、35mm フルサイズよりも小さい撮像素子である APS-C サイズに適した光学系とメカ構造を採用したレンズ
EF-S レンズの特長としては
軽量・コンパクト化
フルサイズでは使えない
(2)18-135mm=焦点距離
焦点距離。18-135mmで焦点距離が変えられるズームレンズという意味。
画角と焦点距離はレンズについて言う場合がほとんどですが、画角とは写真にうつる範囲のことをいいます。 別名視野角ともいい、レンズの種類によって写る範囲がいろいろ違います。画角が広いほど焦点距離が短くなり、画角が狭いほど焦点距離は長くなります。 焦点距離が短く、画角が広い(広範囲を写すことができる)レンズを広角レンズといい、焦点距離が長く、画角が狭いレンズを望遠レンズといいます。
(3)F3.5-5.6=F値
ハンブルクのカメラマン、ダニエル·ピーター氏が作成した撮影補助カード。
これすごい分かりやすい。
F値、シャッタースピード、ISOの数値それぞれのによる写りの違いがイラストになっている。これをキャノンのレンズEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMに当てはめると、18mm側でF3.5、135mmでF5.6のF値で撮影できるということ。
F値が小さいと明るい?F値比較
レンズの絞りリングには1.4、2、2.8、4、5.6、8、11、16、22、32というようにF値の目盛が刻まれている。この目盛は国際的に標準の数価が決められていて、目盛が一段小さくなるごとに明るさが2倍になり、逆に一段大きくなるごとに明るさが半分になるように作られている。これは、F価が1を基準としてルート2=1.4l4を公比とする数列であらわされているためだ。つまり、光の量はレンズに入る光束の断面積(口径/2の2乗)に比例するので像の明るさは、口径比の逆数であるF価の2乗に反比例することになる。F値の目盛は一見ふぞろいなようだが、このルート2の公比数列に従っている
F値の話
このF値が小さい=明るいレンズと言われていて、少しの光(早いシャッタースピード)でもきれいに撮影することができる。だから一般的にF値が小さいレンズは高いし、EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMとは違いズームレンズでもF値が一定のものになるともっと高い。
このF値、F1.4とF2.0のレンズの場合だと0.6の差なので「同じくらいだね〜」と思ってた。
ところが、この0.6の差は実際の明るさでいうと2倍の差がある。上の撮影補助カードの赤字は私が書き加えた。F5.6をベースにした場合、F2レンズは8倍の明るさがあるということ。詳しいしくみは動画「カメラ講座#01(レンズの明るさと絞り)」がわかりやすい。
カメラ講座 #01 「レンズの明るさと絞り」
(4)IS=高精度な手ブレ補正
ISはイメージ・スタビライザー(IMAGE STABILIZER)の略。キヤノンの一眼レフ用レンズ内手ブレ補正機構のことで、手ブレを起こしそうなシーンで高精度な手ブレ補正を実現することができるレンズ。
ファインダーで補正効果が確認できる
思い通りのフレーミングができる
高精度なピント合わせができる
個々のレンズに適した補正ができる
キヤノン:一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ用交換レンズ|ISテクノロジー詳細
夕暮れ時や薄暗い室内、ストロボ発光が禁止されている美術館、望遠レンズの手持ち撮影など、手ブレを起こしそうなシーンで高精度な手ブレ補正ができる
(5)STM=オートフォーカスのピントが早く合い、音が静か
STMとはStepping Motor(ステッピングモーター)の略称で、パルス電力に同期して動作するモーターのことで、起動・停止するときのレスポンスの速さや制御性が高いという特長があります。また、シンプルな構造のため静かでスムーズな駆動やレンズの小型化を実現しています
要は静かということ。一眼動画撮影でピントを合わせる際に「カリカリッ」という音がする。オートフォーカス時に鳴る音で「AF音」と言ったりもいう。ビデオカメラではしない音がする。これはレンズの種類(マクロ、広角、単焦点、ズーム、望遠)に関係なく、またメーカー関係なく音がする。撮影時にはそれほど気にならなくても、あとで動画を見たらけっこう入ってる。
EOS 70Dによるレンズ別AF音・速度比較
・EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS Ⅱ
・EF-S 55-250mm F4-5.6 IS Ⅱ
・EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STM
・EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM
・EF 50mm F1.8 Ⅱ
5種のレンズのAF音を比較している動画。とてもわかりやすい。これ見るとSTMが他と比べると静かなのがよく分かる
ただ、完全無音ではないらしい
【残念】Canon EF 50mm F1.8 STM で動画撮影すると、AF駆動音はけっこう入ります。
“ウイーン、ウイーン”と聞こえます。「カリカリッ」とは鳴らない
Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMで撮影
友人の結婚式にて。PLフィルターつけてるとほんとに青空の青がきれいに出る
神戸どうぶつ王国 。昔の神戸花鳥園。2014年から運営会社が変わり、名前が変わって再スタート。前の名前のときよりも見せ方が上手くより楽しめる施設になってた。これはアザラシのショー。水しぶきがキレイに撮れて満足した写真
おなじく神戸どうぶつ王国のペリカン
2014年10月に関西初登場というふれこみで登場したハシビロコウ。なんとも絵になる鳥。小雨の中でちょっと暗くなってしまった
温泉|飛騨高山 温泉旅館の本陣平野屋 別館 の最上階7Fの露天風呂の待合いスペースにあったアンティークの照明。
神戸どうぶつ王国は触れるくらいの距離まで動物に寄れる。この距離で撮影できるなら18-135mmで十分楽しめる良いレンズ。