一眼レンズ。はじめての広角レンズCaon EF-S10-22mm F3.5-4.5
だいぶ悩んだが、買って正解。より一眼レフ撮影が楽しくなったレンズ。
フードが開いてるので、でかい。フードの内側は触り心地がいい。フェルトみたいなものが貼り付けてある仕上げ
取り付けるとこんなにでかい。
大迫力
広角で見ると普段見ている景色に迫力が出ることはGoProや、iPhoneに取り付けるカメラクリップで分かっていた。
iPhoneでGoProみたいな広角画像が撮れるレンズキット
ただ一眼の広角で撮った画だと「こんなにキレイなの!?」と驚いた。
雑誌BRUTUSやPenの見開き広告で使われているような迫力ある風景写真のようなものが撮れたりする。(…ん、分かりにくい例え…)
これは高千穂峡。広角側めいいっぱいで撮影。滝から距離があるように見えるが、実際はしぶきがかかるくらいの距離。この画は広角レンズじゃないと撮影できないと思う。iPhoneも5,5s,6…と新しくなるごとにカメラがどんどん良くなってきてカメラ買わなくてもこれで十分だねぇ、とか言ってたけど、高いレンズだけあって別モノ。これは広角レンズに限ったことではないが、スマホサイズくらいで見てる分には大差無い画像もPCで見たら一目瞭然。違う。
広角レンズは必要か?必要の無い人はこんな人
写真 キャノンホームページより
おおまかに焦点距離でわけると広角、標準、望遠と撮影シーンがあり、それぞれに適した焦点距離のレンズが用意されている。
標準レンズは室内撮影・記念撮影、スナップ
望遠はポートレート、スポーツ、乗り物
などの用途が事例で上がっているが、広角は風景だけ。
風景写真家でもないかぎり広角レンズは必要無いし、標準ズームレンズが18-135mmと、広角をカバーしているのでわざわざ購入する必要が無い。人によっては「年に2〜3度くらいしか使わないね〜」ということもよくあるレンズらしい。
以前腹筋用にと思い、トレーニングベンチを購入したが自宅に届いたときに試しに使っただけで、その後ベンチを使わなくても効く腹筋トレーニングを知り、ベンチ自体使う機会が無くなった。それと同じように「ズームレンズで代用できるし、レンズの取り換え面倒だよねぇ」となる気がしないでもない。
焦点距離
レンズには焦点距離があります。単位はmmです。距離の単位ですが、焦点距離はレンズの画角を決めます。画角というのは写真に映り込む範囲(角度)のことで、焦点距離が長いほど画角は狭く(望遠に)、短いほど広く(広角に)なります。
大体50mm前後の焦点距離が標準と呼ばれ、自然な(目で見た感じに近い)写真が撮れます。大体35mm以下は広角、100mm以上が望遠と呼ばれますが絶対的な定義ではありません。下図からもわかるように、広大な風景を収めたいときは広角が、ポートレートやスポーツには望遠が、記念写真やスナップには標準が適しているとされますがもちろんこれを使わなければいけないというわけではなく、焦点距離に応じていろいろな表現を楽しめます
【初心者のための写真撮影講座】2. レンズをどうする? | Capture the MOMENT!
70Dのキットレンズ「18-135mm」で撮れない広角の画
35mm換算
私の持っている70DはAPS-Cという種類の機器でレンズに書かれている「18-135mm」とかいうミリ数そのままが当てはまらないらしい。
詳しくはこちら
35mm換算とは?APS-Cの計算表(換算表)も | カメラノート
要は「一般的にフルサイズのイメージセンサーはAPS-Cの一眼レフのイメージセンサーの1.5倍から1.6倍」ということらしい。計算するのも面倒な人はこちら↓で簡単に計算できます
35mm換算ドットコム
これでいくと、標準ズームレンズとしてセットでついていた「18-135mm」は「29-218mm」と、ぎりぎり広角の範囲で、広角ど真ん中の画は楽しめないことが分かった。
意外に使える。広角レンズの使いみち
また広角レンズを持っている、使っている人に話を聞くと風景はもちろん、意外と集合写真で使えるよ、とも。結婚式や、飲み会、イベントなど臨場感のある雰囲気の全体撮影は広角でしか撮影出来ない。とくに広角レンズは他のレンズよりも画面全体にピントが合いやすく暗めの場所でもブレにくいんだとか。
シグマの「17-50 F2.8」を買ってしまったので
初めて買ったシグマのレンズ「17-50 F2.8」
初めての一眼レンズ購入。SIGMA 標準ズームレンズ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
と70D本体とセットで購入した「18-135 」は焦点距離でかぶっている部分が多いので「18-135 」を手放す予定。そうなれば広角側を補う意味でも1本あれば大いに役立つ。それに持っている人が多くないのであれば、同じ場所から撮影したものを並べてみたときに目を引くのは珍しいほうなんじゃないか。そんなこんなで【Canon 超広角ズームレンズ EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM APS-C対応】購入を決定
Canon 超広角ズームレンズ EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM撮影例
高千穂の天安河原。日中でもけっこう暗い洞窟。三脚無しでもそれほどブレずに。PCで拡大すると若干ブレ有り
福岡にある志免鉱業所竪坑櫓(しめこうぎょうしょたてこうやぐら)。Blogサイズに小さくすると迫力がいまいちだが、PC画面いっぱいだと大迫力。
鞆の浦、仙酔島からの夕日。広角レンズで初めて撮った夕日。青空とオレンジの色が見たまま撮れて大満足
尾道、天寧寺越しから見る瀬戸内海の風景。これは実際よりも迫力ある画になってます
滋賀県メタセコイア並木。 春夏はは緑が覆い茂り、秋は紅葉、冬は雪景色が楽しめる滋賀の名所。最近放送してるサカイ引越しセンターのCMのロケ地。平日ツーリング ( オートバイ ) - 新型に負けるな!CB-Fブログ - Yahoo!ブログ こちらのBlogで道路を封鎖してドローンでCM撮影していたとの記載がありました。
PLフィルターがあると青空が鮮やか
レンズと合わせて購入したPLフィルターのおかげで青空が鮮やかに写る。青空じゃない場合は外したほうがきれいに撮れます
使ってみたら分かる広角撮影の楽しさ。
焦点距離30mmくらいだと広角レンズでもズームレンズでも同じような感じに写るが、10mm(35mm換算で16mm)は全く別物。ここまで入るの?って驚く。6畳くらいの部屋でも全体写る。ポケットに入るサイズではないけど、出かける際にいっしょに持って出るのは苦じゃない重さ。かさばるけど、それを差し引いても撮れる写真が楽しい。
「年に2〜3度くらいしか使わないね〜」といった話もあったけど、このレンズを買ってからは私の場合、標準レンズよりもこちらのレンズのほうをメインで使うことが多い状態。高いだけあるな、というレンズ。満足。
パンフォーカスのしくみと対策
画面すべてにピントが合っていることを「パンフォーカス」という。一眼レフの入門本で知った。
一眼レフ買ってから予期せずにボケてしまうことがあって、そういうもんだと思ってたけど広角レンズだと全体にピントが合ってる画が撮れる。ただいろいろと難しい部分もあるらしい
対策
これで大丈夫!超広角レンズのパースの仕組みと使いこなし。 | studio9
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旅行には必ず持って行きたいレンズの仲間入り。